コーヒーやアルコールを飲んでも飲んでも脱水症状になる理由

雑記
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こんばんは。

この疑問については利尿作用で片付いてしまうことなんだけど、もう少しそのメカニズムまで掘り下げてみよう。

大きく二つの作用機序で利尿作用が促進します。

・腎臓における血管拡張による尿産生量の増加

・脳への抗利尿ホルモンの抑制

 

1. 腎臓における血管拡張による尿産生量の増加

カフェインは腎臓の血管が拡張させ、血液ろ過量が増加する。その増加に伴って尿の生成量が増えるので、排尿の量や回数が増加する。カフェインが血管拡張を引き起こすメカニズムはいくつかある。直接的には血管内皮細胞でのカルシウム量を増加させこれによって血管拡張作用のあるNO(一酸化窒素)を増加させる。また、平滑筋においてはcAMPの蓄積を誘導することで血管拡張作用を誘導するらしい。カフェインで有名なのはアデノシンレセプター、アデノシンA2A受容体に結合することでcAMP量増加を引き起こし、血管拡張を引き起こす。

2. 脳への抗利尿ホルモンの抑制

エタノールは脳下垂体後葉の抗利尿ホルモンの分泌を抑制するため、腎臓からの水分排泄量が増加する。抗利尿ホルモンはバソプレッシンと呼ばれ、視床下部で合成され、脳下垂体後葉から分泌される。

Figure バソプレッシン

 

意外と知らない作用機序。なんとなくですませない。

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