多くの人が持っているスキンケアの間違った常識5選

雑記
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おはようございます。

 

最近TEDとかで健康についての5分10分くらいの動画がコラムみたいになっていて、その道の専門家が解説してくれているんですが、今まで知らなかったことや最新の知見などが得られてすごくためになります。

 

たぶんそこそこ著名な先生方が解説しているので科学的にも信頼性のある内容なんじゃないかと思って最近ハマっています。

 

今日見たのは「5 skin health myths to stop believing now: 信じるべきではない肌ケアの5つの神話」という動画でカナダの婦人科医であるJen Gunterさんの動画です。

 

 

内容を読めばこれまで刷り込まれていた肌ケアの認識が変わるのではないでしょうか。

 

 

1. 美しい肌こそが健康な肌・・・ではない。

 

 

小顔ローラーやレーザー治療など種々の方法を駆使してツヤツヤの肌を目指して日々努力を重ねる人たちがいるこの世の中で、Jenは「角質除去など種々のスキンケアに大金が費やしてやっていることは場合によっては不健康な肌を作り上げることかもしれない」と揶揄しています。

 

肌には重要な働きを持つ以下のような細胞がいます。

Keratinocyte: 表皮を構成する細胞の90%以上を占めるのは、ケラチノサイトと呼ばれる角化細胞である。約4週のペースで置き換わり、新しい細胞が基底で生まれ古くなるにつれて肌の方へ押し出されます。肌の最外膜は角(質)層と呼ばれ、ここにとどまったのち角片となり細胞の役割を終えます。終止符を迎えた角片は、いわゆる角質となって剥がれ落ちます。ケラチノサイトはビタミンDの働きを受けて増殖あるいは角化を制御するみたいなので適切な日光浴を受けるのはやはり肌ケアにおいても重要なのかもしれませんね。

 

Melanocyte: 表皮と真皮の境界にあたる基底細胞の間にあるメラニンを生成する細胞。 色素細胞あるいは色素生成細胞とも呼ばれる。メラニンはケラチノサイト内に留まり、紫外線から細胞核を守るはたらきをします。

 

Langerhans cell: 肌の免疫機能の主役である。樹状細胞の一種であり、皮膚免疫を司る沢山のレセプター(受容体)を持ち、外部から侵入する細菌やウイルス、化学物質、かび、放射線、紫外線、温熱、寒冷等の刺激や、皮膚内部の状況を常に脳へ伝達し皮膚の均衡を保つセンサーの役目を担っている。

 

Jenが主張しているのは、肌というのはこういった様々な細胞が適切な働きをこなせる環境こそが健康な肌ということであり、異常な角質除去などはバリア機能の低下をもたらすなど様々な細胞の働きを阻害してしまうかもしれないとのことです。

とはいえ、角質除去によって古い角質を無くしてターンオーバーさせないと、表面からの水分透過性が悪くなって肌の悪化につながるみたいな一般的な考え方も正しいと思う。どこまでが適切なケアでどこまでがやりすぎなのか、わかりやすい指標があればいいのにそれはJenさん教えてくれない。

 

2. 日焼け止めは日が差している時だけ塗ればいい・・わけではない

 

日焼け止めを塗ることで強い光のエネルギーによる細胞のDNAダメージを守ることができます。がしかしこれは晴れの日に限ってやればいいというわけではないらしいです。

 

そもそも肌に影響を与える光には2種類あるそうで、UVAとUVBがあるらしい。

 

UVA(紫外線A波)は地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。それ自体のエネルギーは弱いものの、照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻。浴びたUVAの20-30%が肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。その結果、UVAを浴びた肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こすと考えられています。UVAは、メラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因をつくります(日本ロレアル社HPより引用)。

 

UVB(紫外線B波)は全紫外線の約5%を占めます。おもに肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強いエネルギーを持ちます。浴びたUVBは表皮に影響を与え、細胞を損傷して火傷のように赤くなったり(サンバーン)、メラニン色素が沈着して褐色になったり(サンタン)、シミやソバカスの原因にもなります。

 

調べたところによると曇りの日のUV量は晴れの日の75%くらいはあるみたいで、曇天の日であっても日焼け止めを塗る意義は大きいとのことです。特に継続的なメラニンの蓄積によるSkin cancerの発症を避けるためにも、幅広いUVカット機能を持つ日焼け止めの使用が推奨されています。

 

僕はシミにはなりたくないが、そこそこ日に焼けていたいとは思うし、何より毎日毎日日焼け止めを塗る手間も面倒だし、表面がベタベタするのも気になってしまうタイプなので厄介だ。

 

3. 色黒の肌の人は日焼け止めは必要ない・・・わけがない

 

これ、思い当たること結構あって、地黒の人とかの肌がめちゃくちゃ綺麗やったりする人多くて、特に男性?においては地黒で肌きれいな人多い気がする。この先入観多分、色黒の人は元々メラニンが多くて、紫外線とかからの防御機構に優れているから?みたいなイメージだと思いますが、実際はそんな甘くはないようです。

 

体内で合成されるメラニンには2種類あるそうで、Eumelanin(ユーメラニン)とPheomelanin(フィオメラニン)だそうです。

Eumelaninは褐色~黒色のメラニンでPheomelanin(フィオメラニン)は黄色~赤色のメラニンで、肌の色や髪の色も、このユーメラニンとフェオメラニンの多い・少ないで(遺伝的に?)決まります。

 

確かにユーメラニンの方が紫外線に対する防御能力が高いと言われているみたいですが、Jen曰く、その防御能力は日焼け止めを塗らなくてもいいと言えるほど十分な差ではないらしいです。なので地黒な人でも気をつけて肌ケアをするべきと主張しています。実際に地黒の人たちは大丈夫みたいな考え方のせいで、皮膚がん診断が大きく遅れたりする問題も生じているみたいです。

 

4. 毛穴は小さくできる・・・できない!

 

毛穴は汗を放出して表面温度を下げたり油脂によって肌を滑らかにしてくれます。

その大きさは遺伝的に決定されるようですが、それが小さくなるようなことは生涯通じてないようです。

逆に様々なストレスによって毛穴を大きくなることはあるようで、それをできるだけ抑えるようなスキンケアは意味があるかもしれません。この手段としてJenは単に水で顔を洗うことを勧めています。経済的にも科学的にも十分なスキンケアのようです。

 

5. チョコレートはニキビをふやす・・・とは言えない

 

これ,彼女もよく言ってるし事実チョコレートを食べると本当にニキビがたくさんできる傾向にあるようです。しかしながらチョコレートとニキビの関係については非常に研究がなされているようでJenさん曰く

「The results are pretty trash」結果は散々なもの

だそうです。チョコレートがニキビを引き起こす要因は本当に微々たるもので到底結論づけられるようなものではないようです。

チョコレートメーカーにとってはとんでもない風評被害ですね。チョコレートに限らず同等のお菓子とか食べてたら同じようにニキビになりやすい不健康体になるんじゃないですかね。

 

 

 

個人的感想

以上、僕の主観的な意見で全くなく、科学的権威のJenさんが言うスキンケアにおける間違った認識についてまとめました。

個人的には綺麗な肌ではいたいので、日焼け止めはもうちょっと頑張って塗ろうかなとは思います。この動画では神話ということで、一般的に根拠なく言われている通説を否定していますが、僕からすれば、「これをやったら肌は綺麗になる、だから頑張ろう」みたいなモチベーションやプラセボはそこそこ重要だと思っていて通説を信じていればそれがその人にとっては本当にそうなるみたいなこともあると思うんですよね。

この記事を読んだからと言ってじゃあチョコレート食べまくろうとか、ストレスになるほど日焼け止めを塗りまくろうみたいな、極端な人がでないことを祈るばかりです。

 

ではでは。

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