学振の給料はどのくらい手元に残るのか?

不動産投資 学振 研究生活
この記事は約7分で読めます。

こんばんは。

ぼくは、今年から博士D1の学生です。

『学振』という制度で、月々給与をもらいながら生活をすることができるが、税金などを踏まえて、手元にいくら残るのか、そして月々いくら不動産投資、株式投資に投じることが出来るのか、これまであまりきちんと計算できていなかった。

というわけで本日は、学振の支給額のうち後々引かれる税金や健康保険等を考えると、結局いくら手元に残しておけばいいのか?を解決したい。

 所得税はいくら納めたらいいのか?

以下の通り試算すると、所得税は年1~2万程度納めればよいことになる。

研究奨励金:200,000円/月(DC or RPD/PDの学位未取得者)

・研究遂行経費:200,000円 ✕ 12か月 ✕ 30% = 720,000 円/年(60,000円/月)
※給料や科研費とは別に研究遂行経費という予算が認められており、給料(研究奨励金)の約3割を非課税で研究を遂行するのに必要な経費として計上できる。

・給与所得控除:200,000円 ✕ 70% ✕ 12か月 ✕ 40% = 672,000 円/年

・基礎控除:380,000円/年

・社会保険料控除
国民年金 約200,000円 (国民年金第1号被保険者であれば一緒である)
国民健康保険 約150,000円(前年も同じくらいの収入とした場合)

生命保険で数万円、ふるさと納税での控除額が約数万円(人によるが仮に合計5万円とする)

以上で計算すると、
課税所得 = 200,000 ✕ 12 ー (720,000 + 672,000 + 380,000 + 350,000 + 50,000) = 237,000円

所得税は、課税所得が195万円以下は5%のため、
所得税 = 237,000 ✕ 0.05 = 11,850円/年

ぼく
ぼく

源泉徴収で毎月2,670円(32,040円/年)引かれているから、2年目の末に確定申告すれば約2万円程度返ってきそうだ。

住民税と国民健康保険は?

・住民税:
課税対象額 = 年収ー(研究遂行経費+給与所得控除+社会保険料控除+基礎控除)= 約32.7万円
住民税 = 課税対象額 ✕ 10% + 数千円 ≒ 約4万円


・国民健康保険:
3割控除後の給与収入が168万円なので、 約15万円 

 DCの手取りは20万円弱

ということでまとめると、扶養なしの場合、DCの手取りは 197,330円だ。

支給額の200,000円から、2,670円が所得税の源泉徴収として毎月引かれいる。
その他、以下のものを自分で忘れずに振り込む必要がある。

・住民税:約4万円/年(うちの自治体では年4回に分けて振り込む)
・国民年金 : 16,490円/月
・国民健康保険: 約15万円/年

なので、本当に手元に残るお金は、月平均でだいたい16.5万円だ。
(※197,330 ー 16,490 ー 40,000/12 ー 150,000/12 ≒ 16.5万円)

ちなみに、うち 6万円 は研究に使わないと後で追徴課税になるので注意。
レシート・領収書は忘れずに保管しておきましょう。

追記:DC1で半年間生活した感想

学振合格シーズンになってこの記事が非常に伸びているのを嬉しく思う。

この記事は僕が学振給料が振り込まれる前に書いたものだ(つまり、親の扶養に入っていたり、仕送りをしてもらっている状態だった)。
それから半年間、独立生計として学振の給料で半年間生活してきた僕が今、改めて思うことを書きたいと思う。

結論から言うと「かなりカツカツの生活をしている」ということだ。

ここで伝えたいのは学振をもらったからと言って豪遊できる余裕などどこにもないということだ。しっかりとお金の管理をして小さな節約志向を忘れずに過ごして欲しいと、反面教師ながら思うのだ。

ここまで読んでくださった方へ、1ヶ月の具体的な支出について曝け出してみようと思う。
僕の一般的な月の支出は下記の通りだ。

・家賃 ¥65,000
・食費 ¥30,000
・携帯料金 ¥7,500
・光熱費など ¥10,000
・オンライン英会話 ¥7,000
・インターネット ¥4,000

学振として手元に残るお金 ¥165,000から上記を差し引くと、残りは¥41,500である。

ぼく
ぼく

しかし、たまには飲み会があったり、誰かとランチに行くこともある。
旅行に行きたくなることもあるし、帰省にはお金が必要だ。
更に、彼女とのデートもしたいし、プレゼントだって買いたい。
勉強のための書籍代もケチりたくないし、部活にかかる費用もある。

・・・となると手元に残るお金は、ほとんどないのである(涙)

僕の場合は、彼女と同棲したとか、パソコンが壊れたためにMacbook pro 13 inch (16GB)を購入したとか、
都外への部活の試合の沿線などで、よりマイナスになることも決して少なくなかった。

兎にも角にも、こうしてこの半年間で投資・貯金にかけられたお金はほんの数万しかなかったというのが現実だ。

しかし、わずか16万ちょっとで節約しながら生きることを甘んじて受け入れるべきだとは僕は言いたくない。

そこで最後に、博士学生におすすめしたい経済対策、及び、収入を増やす試み(インターンシップなどについては別記事)について紹介したい。

博士学生の節約術

支出を極力減らす努力を

まず1番に考えるべきなのは、家賃である。

特に東京の学生に伝えたい。

東京の家賃はヤバイ。とにかく高い。
ぼくは元々関西の大学、大学院に在籍していたが、阪大の2倍、京大の1.5倍くらいかかる相場である。

決して売れないお笑い芸人が住むような、ボロボロ物件を進めているわけではない。
しかし、相場自体が高いので、物件探しの際は、
・譲れない大切なポイントをクリアしたら、その他の妥協点については飲み込むということ
・とにかく徹底的に物件探しをすること
をお勧めしたい。

特に後者については、隠れた良物件というのは探せば意外とあるものだ。中でも、大手物件サイト等ではなく、地域密着型の物件紹介会社では、隠れた良物件がこっそりあったりする。

家賃は毎月どうしても発生するため、極力抑えられるよう、是非物件探しにはこだわってほしい。
(もちろん、実家が通いやすい場所にあるなら実家に住んだ方がいいと思う。)

次に携帯料金だ。
Wi-Fiで環境が整っているのであれば、月々3,000円程の格安プランで十分だと思う。(僕も最近検討中である)

そして、日々の食事
僕が最近変わったのは、朝ごはんはできるだけ家で食べるということである。

『面倒だからコンビニで菓子パンと飲み物を買って、ラボで食べる』というのは、楽だし、美味しいし、効率も良さそうに思えるのは分かる。すごく分かる。僕もそうだった。

だが、今振り返ると、コンビニご飯で朝ごはんを済ませる生活は、高コストだし、体にはよくないから太るし、のんびり朝を過ごせていないからメリハリもないし、パン食べながら作業をしたところで作業効率は実際下がるし・・・というように、負のオンパレードだったように思える。

コンビニの利用自体も気を付けたいところだ。
利便性がいいのでついついコンビニで買い物しがちだが、それをスーパーに変えてみる。それだけでも、かなり費用を抑えることもできる。

ぼく
ぼく

あと、僕が最近意識しているのは、コンビニやスーパーではできるだけメルカリで売り上げたポイントや、余っているクオカードを使うことだ。

『自分で生み出した余剰資金でのみ、コンビニで買い物できる』と決めておくと無駄にお金を使わずにいられると思う。

やろう、メルカリ

「収入を得る」という側面では、僕はメルカリを最近よく利用している。
特にやっているのは書籍の出品である。これがまあすごく売れるのだ。

僕は本に投資するお金はケチらない主義なので、その分読んでもう必要ないと思った本については、惜しまずに出品している。自分にとっては刺さらなかった本でも、意外と需要があったりするので、もう読まないだろうという本はさっさと出品して売り上げて生活費に回すべきである。

上にも書いたが、『この売上からのみスーパーで買い物できる』と決めることで、節約精神もメルカリモチベも高まって二重丸だ。

以上、小さいことかもしれないが、小さな積み重ねが大事ってことなので参考にしてみて欲しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました